毒親との話③ 友達作りに苦労
今日はまた毒親との話を書く。
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②の話に並行して、時は小学生頃。
私は友達が少なかった。
前回、書いたように、他人に何を話していいのか、どこまで本音を言っていいのか分からず、ある程度の友達はいるけれど、上辺の付き合い。
これに関しては数年前までそうだった。
高校生になっても、社会人になっても、腹を割って話せる存在がいない。
周りから見たら付き合いが悪く、つまらない女だろう。
家を出てからはかなり改善し、今は本来の自分を出せるようになってきている。
前に比べると、遊びの誘いを受けることも多くなった。
本当に嬉しい。
話がずれてしまったが、極端に言えば、子供の頃、親が私の友達を選んでいた。
小学生の子供に、
「○○ちゃんと仲良くしなさい。」と。
私も社会人になり、世間を知って、色々な人を見ている今、ある程度は「子供に仲良くしてほしい子(仲良くしてほしくない子)」があるのは何となく分かる。
しかし、うちの場合、それを子供に直接言うのだ。
「○○ちゃんの両親は~~の仕事をしているから仲良くしなさい」
「この前、遊びに来た○○ちゃんは身なりが汚ならしいから仲良くしないでほしい」
今、自分で書いていて寒気がする。
あともうひとつ。
親は私の同級生の家を探したり、見に行く癖があった。
何のためかは全くわからない。
親の職場の人の家も、どの辺りなのか探っていた。
ある時、私はクラスメイトに「○○ちゃんのお家って☆☆の辺りなんでしょ!?」と得意気に聞いたことがあった。
もちろん情報源は親。
クラスメイトはかなり驚いて「何で知ってるの!?」と。
当たり前の反応である。
今思えば異常だった。
両親は世間体を気にして外面が良いタイプ。
それと同時に近所の目にも敏感だった。
隣の家の人がうちのこと見てる、覗いてるなんて言われることも結構あった。
両親を信じきっていた、そんな小学生時代。