親への連絡が辛い
朝はゆっくり。
時間に追われることもなく、出掛けたいときに家を出る。
どこに出掛けようか、何をしようか。
今週は私にとって大事なイベントがある。
心が押し潰されそうだ。
普通なら簡単にこなせることなのだが、私にとっては難しい。
実親に連絡をする。
それだけで動悸がする。息苦しくなる。
そう、私は毒親に育てられた。
世間体を気にする親。
小さい頃から外では良い子ちゃんだった私。
「年齢の割に落ち着いている」
子供の頃、周囲から褒め言葉のように言われてきた。
だって、良い子じゃないと、その場で、他の人には分からないように親から抓られるから。
もっと子供らしく生きたかった。
自分に自信をもって生きたかった。
私が言うこと、やること、全部否定しないでほしかった。
私が興味を持っていることに興味を持ってほしかった。
過ぎてしまったことは仕方ないのだけれど、歳を重ねた今も、私は自己肯定感が低く物事を素直に楽しむことができない。
でも周りは「あなたも親になってみたら気持ちが分かる」とか、「たまには連絡しなよ」とか言うんだよね。
違うんだよ、そういうことじゃないんだよ。
そんな簡単に言わないでよ。
普段は連絡を取らないけれど、今回だけは頑張るしかない。
どうしても大切な連絡があるんだ。
多分、体調が悪くなる。
メンタルも不安定になる。
だから今日は出掛けて気分を晴らしたい。