私には幸せが似合わない
何だか今日は疲れてしまった。
身体が疲れている日に限って、余計なことを考えてしまう。
何も考えずにゆっくり休めばいいのに。
もっと楽に生きることができたら、どんなに心が軽いだろう。
ギリギリの生活をしている。
欲しいものもたくさんある。
叶えたい夢もある。
でも私には幸せが似合わない。
本当はみんなから祝福されたい。
みすぼらしい身体を綺麗に着飾り、何の屈託もない笑顔を残したい。
無理なことは分かっている。
それでもどこかでそう願わずにはいられないのだ。
1日だけでいいから、我儘は言わないから、幸せしか感じない時間を過ごしてみたいのだ。
誰にも言えないまま、また明日がやってくる。